Concert

2013年3月アーカイブ

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夕べの講師コンサートは成功裡に終了、そのあとホールのロビーで軽食&ドリンク。お手ごろの値段でとっても良い味のケーキなどがいただける。 
スタッフの人たちがとてもいつも準備を整えてくれるため、このエミオンでは良い雰囲気にいつも包まれる。 

田舎なのだろうか。スタッフはほとんどボランティアであるがせっせと準備と片付けをしてくれるのである。彼らが作り上げる会といってもよいくらい、土台の人たちだ。 
この人たちはアソシエーションのメンバーであり、大切な事は彼らの会議を通して決まる。 

私が素晴らしいと思うのはそのプロフェッショナリズム、お互いの尊重。 
一人のスタッフが舞台後「素晴らしかった、左手の動きを見ているだけでも喜びだった」と言ってくれた。目が真実だった。 

私達のメインはジャズだったが、クラシックのパートもよかった。ピアノの同僚で長い経験のあるエレアンヌは私と四手連弾のほかにハープで二曲演奏。小品で美しかった。そのあと彼女はピアノでショパンの子守唄を弾いた。私はあとに続きショパンで幻想即興曲を。アップライトしかないのと、全員参加の時間配分を考え一曲のみにとどめた。が、熱い拍手を頂いたのでびっくり。 
ドラムと即興舞踏のデュオも良かった。ローランのドラムのセンスがとても光った。アコーディオンの先生がトリオでミュゼットを二曲。 
その後ジャズカルテットでスタンダード5曲、ジャムセッション。アランが盛り上げる。ローランとは前もってほとんどあわせなかったが当日ぴったりと対応できるところが素晴らしい。 

最後に全員でヘンデルの水上の音楽より抜粋。アンコールで皆の知っているシャンソンの曲を一曲。拍手の中子供達からバラを全員一輪ずつ頂いた。 
全体を通して雰囲気がとてもよく、来てくれたボーヴェの友人二人も盛んに喜んでくれた。また小さい学校にも拘らずこの町のホールのよさにも驚いていた。知らない人からも何人からか声をかけていただき、老婦人二人からは熱いエールを頂いた。昨年度の即興の生徒さんが二人、来てくれて近況を報告してくれた。喜んでいるのが伝わってきて嬉しかった。自宅レッスンの大人の生徒JPもボーヴェから来てくれたのを翌日携帯メールで知った。とっても喜んでいたのでこれも嬉しかった・・。子供も大人もこうしてクラシックやジャズを生で聴く機会があるのはとっても自由で良い環境だ。

この地方で弾くことが少ないため、今回珍しく緊張もあったが、先生同志一年に一度演奏できる楽しい機会。プログラムがバラエティに富んでいて良かったと皆が言っていた。 

久々のジャズも楽しくなんとか成功裡に終了。機会があったらもう少し演奏したいと思う。ベースを弾いてくれたフィリップに感謝だ、ギタリストなのにベースがいないからとベーシストをかって出てくれた。去年に引き続き。彼はドラマーと良く呼吸も合った演奏だった。 

終わってからロビーでピザ(美味)手製ケーキ、シードルなどを頂き、お客様も講師も歓談。 

隣村のジェルブロワでは年に一度「薔薇祭りFête de roses」が6月中旬に行われる。 
ここはこの地方の観光スポットだ。毎年この時期は大変な賑わいを見せる。 
今年はエミオンも招待参加する予定だそうで、参加できる講師達でコンサートをすることになるそうだ。チューリップ  
写真、ヴィデオはまだないので 昨年のものよりアップ。 
ジェルブロワ 薔薇祭り http://www.fetedesroses.com/外部リンク

グルネーのペイドブレイ音楽院で、3月9日に声楽とピアノのクラスの合同発表会を開催。

みな とっても元気な熱演で拍手喝采。

おめでとう。 講師やディレクターも満面の笑顔(写真)
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俳句の世界は世界でもっとも短い語句の中に端的に感動を表すものかもしれない。

日本語にはそのような事が出来る。最近は世界的に俳句も親しまれているので各国の言語で詠まれているらしい。

そうした言語環境と、自分の暮す仏語の環境はおそろしく異なる。フランスでも俳句愛好家は増えつつある。
が、推し量って他の心を察する、とか空気を察する言語ではなく、文化ではない。 フランスは契約国家だ。書類、文章。全てが言葉で表される。くどいほどしっかり言わないといけない。言わないことはなかったことになるからだ。
であるから自然体だとどうしても言葉足らずになりがちな日本人の私だ。

何故かフランスに住む日本人同士でも起こりうる言葉足らずゆえの誤解。こういう国に住んでいると、説明をして自分の意見を述べることが日常どうしても必要なので、日本人も仏人化せざるを得ない面がある。

フランスに住む年月が長くなると付き合いも仏人的になるかもしれない。

さらっとドライだが、しっかり自己表現は必要。

以前にある方と音楽についての観点で異論を述べた。しかしあくまでも自分の言いたかったのは「音楽に対しては真剣である」ということだった。おそらくこの点ではその方も同意。ただ音楽会は発表の場、研究発表の場ととらえていらした。自分の意識では、演奏家にとって演奏会は仕事なので時期を選んだり、場所を選んだりするのは出来たり出来なかったり、ある種仕事の流れの上でのタイミングなので選べるとは限らない。

しかし仕事であるからこそ、お客様の前で演奏することには真摯に向き合い、演奏料が発生するのは買い物に行ってお金を払ったり観劇や絵画を見て入場料を払うのと等価の行為であり、そうあるべき基準でありたい。そのために長い事学んできて研鑽を積むのではないだろうか。

そのことを「お金を頂くことは演奏する者として自然かつ大切なことです」と言いたかったのが、いかんせん言葉足らずで、その方には「お金を取るのが当たり前で音楽は商業行為」とあたかも言ったように受け取られたようである。私はもっと広義での音楽活動と意味したかった。

自分は仕事と捉えるからこそ真剣に音楽と向き合っている。 仕事そのものの語意の捉え方の論議ともなるだろう。
なぜなら、自分にとっての仕事とは、相手(お客様)があってのものでありフィードバックのあるものであり、そこにエネルギーの交換(エシャンジュ)が生ずるものだからだ。そのエネルギーは物質化すると報酬または代価と言うものになるのかも知れず、それは人が受けたものを受け返すことにつながるからだ。 言い換えると反応が物質化するのである。
物質、金銭、収入とは人と人との間のエネルギーの交換である。農業で得た収穫はすぐに実ったものではない、そこに長い事お百姓さんの愛情と努力があり太陽や水や土があって実っていくものだ。

報酬を頂くことは貴いことであり、それに対して真摯でなければならないと思う。言い換えればそこに真摯であることが本来仕事の特質であると思いたい。

今回のことで日本語のみならず自分の言葉のたらなさを自覚反省するとともに、その誤解を教訓として、今後自己表明は丁寧に手抜きせず、足りなければ言葉をおぎないつつ行うものだと自戒。
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今週金曜日にはエミオン音楽院の講師コンサート(コンセールデプロフ)である。 

エミオンでは私は週一回教えています。 
オワズ・ノルマンディーという地方にある素晴らしい田舎なので空気も良くて子供はのびのび。

ここの隣村はフランスでもっとも美しい村選に入っているくらいなので、周囲の美しさはもちろん、人も親切だ。
一年に一度コンサートを講師陣もすることになっていて、今年も弾きます。 

独奏曲と、エレアンヌという同僚と四手連弾でフォーレのドリーより、そしてジャズカルテットでスタンダードを数曲。 
全員ではヘンデルの水上の音楽を演奏する予定。 

http://www.emion.fr/Files/concert_des_profs_2013.pdf外部リンク 

写真・昨年度のコンサート風景

航海

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ありがたくも全ての催しには始まりと終わりがあるので、夕べの発表会もつつがなく終了。IMG_2283.JPG

手に汗を握りそうな緊張を生徒のために味わったが、本番で本領を発揮する生徒もいる。
声楽のクラスの伴奏は大人の生徒さんなので、皆準備は万端。
シューベルトやヘンデルからビゼー、プーランク、はたまたジャジーなブルースまでバラエティに富んだプログラムを伴奏した。

全くといっていいほど当日まで最近練習していないが歌と呼吸も合いよい演奏会になったと思う。

基礎を十分に積み重ね経験を積み重ねることに最近は大いに助けられて時間の節約になっている。
(写真は2/28のデュオコンサートより)

さてこれから自分は心の音楽を旅したい。もっと未知の音を探りたい。知らないところへ航海したい。

念ずる事は実現するだろう。そのためには自分を信じていく事も大切だと最近切に感じている。








2/28のコンサートを終えて

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今日はまれに見る良い天気だった。 

快晴ってこんなにまぶしいんだったかなー、太陽。久しぶりの青空は気持ちが良く、とっても精神状態によかった。 

ようやくリサイタルも終わり、次への視界が開けたので気分は軽い。 

今まで重い荷物を引きずっていたようだったのが、下ろしてほっというところです。 

お客様は少人数だったけど、かえって久々の共演でこのほうが良かったかもしれない。次回への参考になり、一度演奏したことでお互いにさらによく分かり合えたと思う。 
イタリア人の方や、音楽に詳しそうなお客様もいらしたそうで、じっと聴いて下さるのが印象に残った。ピアノのタッチはかなり不揃いなのだが、深みのあるブリュットナー。相当弾かれているので痛みもあり、ペダルも多少雑音が。 
調整を余りしていなかったのかもしれない。 それにしても一曲目から不思議ととても集中できたのには感謝いっぱいだ。 

ドミニクがとても熱唱だったので、これが教会だと響きが素晴らしいだろう。 
共演は良かったと思う。良い演奏だったと夫。ニュアンスが引き出せたことにも充実感があった。 
次回は4/14の日曜15時から同会場にて。 

皆さん有難うございます。次回日曜日なので来られると言ってくれる友人知人が多いのが嬉しい。風邪が流行っていて倒れた人がかなりいた。パリは大変な勢いだった。来られなかった方、次回は来られると期待。 
楽しみにしたい。 午後なので高齢の方にも外出をしやすい時間。 IMG_2207.JPG
ところで日本のリサイタルの日が仮決定しました。 
7/27 神戸イハラ楽器サロン 
8/4  東京西麻布サントレホール 

また詳細をお知らせいたします。帰国の日程もまだ決まっていませんが家族の予定と調整中。 
よろしくお願いいたします。
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