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2011年11月27日
ソプラノの石井さんと合わせ
プラシド・ドミンゴの誕生日お祝いコンサートをプラハのオペラ座で。今TV中継を観た。
昨日は石井友子さんと我が家で合わせ。
熱唱を聴き鳥肌の立つ思いで伴奏。日本の曲、そしてイタリアアリア、フランス歌曲、フランスアリアを合わせた。
彼女とゆっくり会えて話も出来て、お互い同年代と分かりまた話もはずんだ
素敵ないでたちで駅を出て来られ、私もすぐに彼女と分かりさすがに声楽家のオーラを感じた。
全部ざっと通した後、曲目をもう一度点検し 楽しく真剣なひととき。とても充実した時間が持てたことに感謝です。
さて彼女の話で分かった事は 音楽家同士といえど 日本人の同胞同士でいさかいがあったことなどとてもいやな思いをしたこと、若い方は一生懸命だがどうしても表現が足りない部分があること。なかなか鋭い分析をされていて私もなるほどと思う点がいくつかあった。
確かに演奏家であることと良い伴奏家であることは必ずしも一致しないのが実情かもしれない。
真の演奏家は良い室内楽奏者でありパートナーであると思う。
著名な伴奏ピアニスト、ジェラルド・ムーアの本を借りた。伴奏家の発言という本。
大変面白く実のキャリアに基づく証言は貴重だ。
この大家の発言をよく肝に銘じて行きたい。真実を突いていてどんなピアニストにも薦めたい本だとった。
私自身音楽学校の声楽科の伴奏をある期間受け持ち、伴奏をたくさんするようになったのがきっかけで歌手の伴奏をよくするようになった。声楽家はソプラノならソプラノの分野を磨いていけばよいかもしれないが、彼の言うようにピアノはすべての楽器のパートナーを務めることから、無尽蔵のレパートリーをこなしていく必要があると。声楽の曲だけでも膨大だ。
確かに声楽また他楽器と演奏することで得るものは大きく喜びはまた大きい。
ピアニストは独奏曲のみに目が行きがちだが、実はあまり華やかでない伴奏の果たす役割は音楽が生きるか死ぬかを決めるほど重要と彼は語る。
その重要さをもっと知ってほしい、との思いで彼が綴る話はもう本当に参考になる。
私自身いつも曲のパートを弾く時に全体像を分かるようにまずさらう。私達が昨日あわせた曲の中に、あるかなりの難曲?がありこれは予習していないと弾けないものだった。
欠席の生徒がいたのでその時間を練習にあてたりしながら工夫して練習。
それでも初めての合わせでどうなるかと思ったが、幸い彼女と最後まで呼吸が合った。
演奏の後彼女に「今まで3人のピアニストがこの曲を伴奏したけれど誰も弾けなかった」というのでびっくりした。「難しいのではしょって弾いたり。」なるほど確かに編曲版なので弾きにくい箇所はある。オーケストラの編曲版とはいつもこうしたものでピアニスティックではない。かつドラマティックオペラなので曲の性格をつかみそれにあった演奏を心がける必要がある。
そういう彼女が「初めて」というほどだったので私も嬉しかったし来て頂いた甲斐があったかと思いほっとした。
帰りに街を散歩して帰るというので車で送る。仕事があったのでそのあと車でまたレッスンへ。
疲労感はあるけれど爽やかな疲労感。帰宅して飲んだ
は美味しかった。
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