Concert

2010年4月アーカイブ

土曜日フィリップの指揮する合唱団の伴奏で、ペイ・ド・ブレイの学校のさらに奥にある牧草も豊かな村の教会に行って来た。

教会は80年ぶりに復興があいなり、その記念コンサートだった。
小さなチャペルで、、小高い敷地の上に、小さな城(売りに出ているそうだ、誰もいない)があり、その真横に絵に描いたような教会があった。

周りには小川が流れ、花が咲き牧草が新緑でまぶしい。
馬が放牧されている。

練習場もあり乗馬をしている青年がいた。

その馬達の横の空き地に駐車。

よく晴れた日で暖かく、22度位なのに、チャペルの中はひんやりとして10度前後低かった。
電子ピアノはフィリップのものを持ち込み、リハに入る。

一度もピアノと合わせていない曲も、エルガーとフォーレの二曲あった。
その他の、ドリブのミサ曲と、ヴェルディのアイーダからの二曲はすでに昨年別の機会に演奏したので、何とか思い出しつつ、ソロパートの女性から息継ぎにつ いての細かい指摘をもらいつつ、なんとかリハを終える。

すでに客もちらほら見えてきて、リハ中に話し声もしたので、責任者が静粛を求める。
町長はまだ若く、なかなか感じのよさそうな人だ。
主催者の人とあいさつ。

にしてもみんな入ってくるところをみると、これが本当にお披露目の日だったらしい。
明るく色とりどりのステンドグラス、マリア様など、きれいに復興されていて暖かい感じがする。
本番まで合唱団は外でアカペラの練習。
議員さんらしい人が来て演説。この復興作業の責任者も挨拶。
この間30分。みな外で立って話を聞いていた。結構長いのに皆タフだなあ。

やっと本番で、スタンバイ。
大変良い感じで、本番ではフィリップを中心に息が合い、良いものとなった。

お客さんもよく聴いているのが分かり、宗教曲が多かったがこの日にはふさわしかった。

とても良い感じで終了、アンコールにアカペラでアフリカのブルースのような曲。

終わってからチャペルの裏側にはってあるテントで、皆でアペリティフ。
記念撮影も。
フィリップに「良いコンサートだったわね」というと「もっとよく歌えたはず」と相変わらず手厳しいが、それにしてもみんな前年より上達したと言うと、顔が ほころんでいた。

感じのよいのどかな土曜の昼下がりのコンサートだった。

余裕がなくてカメラも持っていかなかったが、いつか誰かの写真でももらえたらアップしたい。
 



ガルニエオペラ座でのレペティション・ジェネラル(ゲネプロ)を観る事が出来た。

演技は目からうろこ。やはりこれはオペラ座への入団を目前またはそれを目指している生徒たちだと言う事をいまさらながら目の当たりにした。すでにプロ フェッショナルの態度。演技。

ハート夕べのプログラムは素晴らしく、最初の演目Suite de Danses。ショパンの曲がいく つかオケによって演奏され、ポワント(トウシューズ)で踊られる。バレリーナ達は全員白。美しい一遍の絵のようだった。一糸乱れず、さすがだと思った。
大きな拍手。二度全員が挨拶。五年六年の生徒たちも加わっていたのでその子たちはドミ・ポワントだった。
スペード
20分の休憩後、今回初演のプログラム"Piège de Lumière"。アマゾンのような森をバックに、ハンター達と、蝶や蛾?が一騎交え、蝶の女王とハンターの一人が恋に落 ちたり、罠にかかった彼らが最後にハンターに運ばれていく、大変美しく幻想的な世界。衣装も大変きれいな色彩で、見せる。

蝶もさることながら、ハンターのヒーロー役フランソワ?が素晴らしい踊りで魅せた。最後に熱狂的な拍手が彼に送られた。少年たちの演技もすごく良かった。
まるでパントマイムのような、しかしれっきとしたバレエ、音楽はジャンミッシェル・ダマス(ローマ賞受賞)。少々ガ-シュイン的な、ファンタジーいっぱい のフランスの香りのする音楽。パリ国立音楽院の入賞者たちによるオーケストラも良かった。

ダイヤ最後にベジャールの「7つのギリシャの踊り」"Sept Danses Grecques",
いきなり上半身裸の男生徒が全員の真ん中で後ろを向いて両手をあげている。そこにだけスポット。波の音。周りで黒と白のシンプルなレオタードに身を包んだ 生徒たちが全員不思議な動き。

海と太陽を実感させる踊りは7つ。男性が2人で踊る場面もあり、なかなか不思議?な魅力。
ボレロを思わせるベジャール特有の振付、男性陣にポイントが置かれている。

ソロは少し緊張したかもしれないが、素晴らしい演技だった。親家族達だろう、とっても熱心に拍手、ブラボー。観ていた生徒達もものすごく興奮していた。
 
そんなこんなで終了は22時を回っていた。帰宅。疲れ果ててしかし楽しい豊かな晩を過ごした。